歴史History
学校法人 東京理科大学の沿革
| 年 |
月 |
|
| 1881 |
6 |
東京物理学講習所を創立 |
| 1883 |
9 |
東京物理学校に改称 |
| 1949 |
4 |
学制改革により東京理科大学に移行し、
理学部第一部、第二部を設置 |
| 1958 |
4 |
大学院を設置し、理学研究科修士課程を設置 |
| 1960 |
4 |
薬学部を設置 |
| 1961 |
4 |
大学院理学研究科に博士課程を設置 |
| 1962 |
4 |
工学部を増設 |
| 1965 |
4 |
大学院薬学研究科修士課程を設置 |
| 1966 |
4 |
大学院工学研究科修士課程を設置 |
| 1967 |
4 |
千葉県野田市に理工学部を増設 |
| 1972 |
4 |
大学院理工学研究科修士課程を設置 |
| 1974 |
4 |
大学院理工学研究科に博士課程を設置 |
| 1976 |
4 |
工学部第二部を増設 |
| 1978 |
4 |
大学院薬学研究科に博士課程を設置 |
| 1983 |
4 |
大学院工学研究科に博士課程を設置 |
| 1987 |
4 |
千葉県野田市に基礎工学部を増設し、
北海道長万部町で全寮教育(基礎工学部1年次)開始
山口県小野田市に東京理科大学山口短期大学を開設
(1996.3廃止) |
| 1989 |
4 |
生命科学研究所を開設 |
| 1990 |
4 |
長野県茅野市に
2番目の短期大学東京理科大学諏訪短期大学を開設 |
| 1991 |
4 |
大学院基礎工学研究科修士課程を設置 |
| 1993 |
4 |
埼玉県久喜市に経営学部を増設
大学院基礎工学研究科博士後期課程増設 |
| 1995 |
4 |
山口東京理科大学を開設 |
| 1997 |
4 |
大学院経営学研究科修士課程・生命科学研究科修士課程設置 |
| 1997 |
12 |
山口東京理科大学に液晶研究所を設置 |
| 1998 |
4 |
大学院理学研究科修士課程(理数教育専攻)増設 |
| 1999 |
4 |
山口東京理科大学に大学院を設置し、
基礎工学研究科修士課程を設置
大学院生命科学研究科博士後期課程を設置 |
| 2003 |
4 |
山口東京理科大学大学院基礎工学研究科博士後期課程を設置 |
| 2004 |
10 |
山口東京理科大学創立10周年記念式典を開催 |
| 2005 |
6 |
山口東京理科大学に先進材料研究所を設置 |
| 2009 |
4 |
山口東京理科大学に工学部を設置 |
山口東京理科大学の沿革
1.短期大学時代
山口東京理科大学の前身である「東京理科大学山口短期大学」は、山口県及び小野田市(現山陽小野田市)・宇部市両市からの強い要請のもと、公私協力方式により昭和62年4月に設立された。設置の目的は、地方において科学技術の高度化に即応できる中堅技術者を育成することを目的とし、各地に産業都市の創出を目指すテクノポリス計画に応じることで、本学の建学の精神にある「理学の普及」に努めようとするものであった。
当時の山口県知事は開学の祝辞の中で、「中堅技術者の育成は先端分野をはじめ、県の工業水準の向上につながる。産・学・官の連携による東京理科大学山口短期大学の進出は画期的な意義をもっている」と大きな期待を寄せた。
設立された学科は、エレクトロニクスの生産分野への応用に主眼を置いた「生産電子工学科」と材料・素材に関する科学・工学の新しい動向に即した教育を行う「材料工学科」であった。以来、両学科は、橘熄d義学長(昭和62年就任)のもと一定の成果を上げ、平成7年4月に4年制大学に改組転換されるまでの間に、1,500名の有為な人材を世に送り出した。
2.大学時代
時代の変遷とともに、より高度な技術者・研究者を育成する教育研究体制の確立を目指すべく、東京理科大学山口短期大学は、平成7年4月、山口東京理科大学へ改組転換し、基礎工学部に電子基礎工学科と素材基礎工学科を持つ4年制大学となった。
平成7年6月には、盛大な開学式が挙行され、文部省、山口県、小野田市、宇部市、学校関係者等180名が列席のもと、ノーベル化学賞受賞者の福井謙一先生による記念講演も行われた。
学科のカリキュラムは、縦型教育を排除して、電子、素材の2学科が相互乗り入れし、個人の能力や勉学意欲に応じて、幅広く選択できるようにし、個性を伸ばすように工夫された。
また、教育面では、少数精鋭主義のもと、少人数のゼミや探求活動の推進など、学生の自由な発想と選択を重視し、先見性を備えた創造性豊かな人材を育成することに主眼が置かれた。
これまで、橘熄d義(初代学長、平成7年就任)、明畠高司(第二代学長、平成11年就任)、土谷敏雄(第三代学長、平成15年就任)、塚本桓世(第四代学長、平成19年就任)の四代の学長の下、平成9年12月に液晶研究所を設置し、平成11年4月に大学院基礎工学研究科博士課程、平成15年4月に大学院博士後期課程、さらに平成17年6月には先進材料研究所を設置するなど教育・研究拠点として発展している。
平成14年4月、学科名称からイメージされる教育内容と実際の教育に乖離が生じていたことから学科名称の変更が行われ、電子基礎工学科は電子・情報工学科、素材基礎工学科は物質・環境工学科となった。物質・環境工学科の教育内容は、平成14年度に、高等教育機関の技術教育プログラムが社会の要求水準を満たしているかどうか認定を行う日本技術者教育認定機構(JABEE)から「応用化学コース」の分野で認定され、電子・情報工学科においても平成17年に「電気・電子・情報通信分野」で認定を受けた。この他教育の分野では、東京理科大学との遠隔授業や単位相互制度により大学間の連携が図られ、学生の多様なニーズにもこたえている。
大学での教育研究以外にも、文部科学省の「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト」や、「大学等開放推進事業」等を通じて近隣の高校・中学校と積極的に連携を図り、また、平成18年2月には地元の山陽小野田市と「包括的連携協定書」を締結する等、地域社会に対して、大学の知的資源を積極的に提供している。
さらに、平成18年5月には、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001を認定取得し、大学全体で環境に配慮した取り組みも行うなど、次世代を見据えた大学として、着実な歩みを見せている。
平成21年4月からは、より地域社会に密着し、産業界との連携を深めて効果的な教育研究を実現するために、「工学部」を設置し「機械工学科」「電気工学科」「応用化学科」の3学科体制で新たなスタートを切った。今後、実学を重視した新しい教育や産学連携による研究の高度化が進展していくことが期待される。