学部・大学院

研究最前線The research front

日々進化する科学と工学。未知の世界は、発見がいっぱい!スゴい!楽しい!おもしろい!

日々進化する科学と工学。
未知の世界は、発見がいっぱい!

機械システムや電気・情報テクノロジー、化学物質の開発など、山口東京理科大学で進行中の研究には、世界中から注目が集まっています。
時代の最先端を牽引する本校で、毎日のように繰り返される発見の数々。
その現場で、常に新しい答えを求めて研究を続ける学生たちの熱い思いをご紹介します。

ここでの研究が、将来の道を拓く。

新しいiPhoneアプリを開発したい!
その先に見えてきた、どんな人の役に立ちたいのかという答え。

ここでの研究が、将来の道を拓く。 私の研究テーマである「iPhoneアプリの開発」をするきっかけとなったのが、ある先輩にiPhoneのアプリを初めて見せてもらったとき。とても感動するとともに、その可能性の高さを感じ、「自分でも何か役立つアプリを開発できるんじゃないか」と思ったのが始まりです。まだまだこれからの新しい分野なので、今はiPhone自体にどんな機能があるのか、それをどのようにアプリケーションに応用していくのか、そしてどんなニーズがあるのかを徹底的に調べています。
また、調べていくうちに知ったのは、盲目の方でアプリを使いこなしている方がいるという事実。iPhoneはタッチパネルなので操作が困難にも関わらず、ボタンの位置を一ヵ月ほどかけて記憶し使いこなしているというのです。このときに私はただ新しいアプリを開発するのではなく、そういった方々にも取り扱いやすい機能であったり、ユーザーインターフェイスを開発したいと思うようになりました。「誰にでも扱えるiPhoneアプリ」の開発が今の目標です。
また、私の研究室には「情報を扱う分野」という大きなテーマはあるのですが、その中から自分の興味のあることを徹底的に研究できるというスタンスがとても良かったです。多くの研究室では扱うテーマや方向性はある程度決まっていることが多いだけに、こうして各個人の興味を尊重してくれるやり方には感謝しています。
そして、この「誰にでも扱えるiPhoneアプリ」の開発に取り組みながら見えてきたのが、進学先でのテーマでもある「地域活性」。人のために、それも具体的にどんな人のための役に立ちたいのかを突き詰めた先に「地域の人」が見えてきました。自分の将来の道を決定する研究テーマに巡り会えたことは幸運なことだなと今は感じています。


水尾 峻輔さん

MESSAGE

山口東京理科大学の魅力は、自分のやりたい研究をやらせてくれるところだと思います。また私は進学という道を選んだのですが、卒業後の進路は決して就職だけではありません。4年間を通して本当に自分がしたいことを見つけてください。

水尾 峻輔さん 香川県大手前高校出身 香川大学大学院 進学

この研究をしている学科は

教授の人柄に惹かれ、現在の研究室に。

注目を集めている物質「M2FeMo06」。
応用が目的ではなく、“何故”を追求する基礎研究に没頭。

教授の人柄に惹かれ、現在の研究室に。 センサーや磁気ヘッドへの応用ができるのではないかと注目を集めている物質「M2FeMo06」。この「M2FeMo06」のMの部分がいろんな物質に置き換わることで、磁気的にも電気的にも異なる性質を表すのですが、研究ではその要因をつき詰めています。研究は、実用的な応用が目的ではなく、「何故そういう現象が起こるのか」を探求することに重きをおく基礎研究。現在までにMの部分を置き換える物質として、SrとかBa試料の単結晶を育成することができており、今はCaに置き換えた単結晶の育成に日々取り組んでいます。
そもそもこの研究を行うようになったのは、1年生の頃から授業内容についての質問をしに、現在の研究室に足を運んでおり、あまりに私が頻繁に訪れるものだから、教授が「ここで勉強していってもいいよ」とおっしゃってくれて、以来、そこで勉強するようになったのです。そういう意味では、研究室選びのポイントとなったのは教授の人柄に惹かれたからと言ってもいいかもしれません。教授には研究のことはもちろん、進路についても親身になって相談にのっていただき、たいへん感謝しています。
また私は卒業後も進学というカタチで、現在の研究テーマを基に「表面構造」の研究を進めていこうと思っているのですが、そのきっかけを作ったのもある教授の「物質は表面あっての物質。当たり前のことだけど、必ずどんな物質にも表面がある。表面というのはすごく大切なんだ」という言葉でした。進学先には現在の研究室からも何人か進学しているので、後輩としてこれからも継続して科学の道を突き進んでいきたいです。


北川 哲さん

MESSAGE

この大学は、「本気で学生を育てようとしている」と教授たちと接していて感じますし、研究だけでなく様々なことに親身になってくれるのが嬉しいですね。あなたも4年間を通じて、「恩師」を見つけてください。

北川 哲さん 東京都豊島学院高校出身 奈良先端科学技術大学院大学 進学

この研究をしている学科は

社会貢献という大きな目標を持って。

脳梗塞による障害の治療を目指し、
神経幹細胞の増殖を促進するカリクレインの機能を追求。

社会貢献という大きな目標を持って。 現在の脳梗塞の治療は、それを引き起こした血のかたまりを取り除くのが一般的。しかし、それでは壊死してしまった周りの脳の神経細胞がそのまま機能せずに記憶障害などの後遺症が残る可能性があります。そのため、壊死した神経細胞を再生し、神経回路を再構築することで脳の機能を元に戻す治療が必要となってきます。それがつまり、私の所属する研究室のテーマ「神経幹細胞の増殖を促進するカリクレインの機能追求」です。
神経細胞は一度壊死すると元には戻らないというのがこれまでの定説でしたが、最近では研究者の努力により「再生」の可能性が見えてきました。この再生の手助けをするのが「カリクレイン」という生体内に存在する酵素であり、私の研究室ではこれまでの研究で「カリクレイン」には強い神経幹細胞増殖促進作用があることを発見しています。神経幹細胞は脳内に極微量存在する、神経細胞の元となる細胞です。そこで、実験的に作製した脳梗塞のラットにカリクレインを投与し、この神経幹細胞の増殖を促進することで新たな神経細胞を作り出し、その結果として壊死した神経細胞の再生が期待できるわけです。私自身はもちろん、この研究室の仲間たちが共有しているのは「この研究室での成果を脳梗塞による障害の治療に役立てたい」という使命感。先輩たちから引き継がれてきた研究ですし、自分の代でも大学院生や後輩たちの研究につながるような発見ができればと思います。
私はこの研究がきっかけで、神経幹細胞について学びたいという想いから、大学院への進学を決意しました。今の研究は生体内での研究なので、今後は細胞レベルでの研究に携わる予定です。再生医療の研究を通じて確かな成果を出すこと、社会に貢献することが私のこれからの目標です。


小椋 文貴さん

MESSAGE

研究室には教授はもちろん、院生など様々な人間が出入りしています。そのため、目上の人との接し方や上下関係といったコミュニケーション力を養うことができました。これらの力は社会に出てからもきっと役立つはずです。

小椋 文貴さん 東京都東京大学教育学部附属中等教育学校出身 東北大学大学院 進学

この研究をしている学科は
ページ上部へ